自信ありますか?

制作物によって得られるもの

ホームページや印刷物をつくれば、何が得られるのでしょうか。

もちろん、これらはとても重要です。

でも、長くホームページや印刷物の制作に携わってきて、私は少し違う効果も感じています。

それは、制作する過程で、経営者や従業員自身が、

ということです。

そして私は、これらも企業活動の中で、かなり大きな力になると思っています。

自分たちの強みは、意外とわからない

そもそも、中小企業や小規模事業者、個人事業者の中で、

「私たちはこういう会社です」
「私たちには、こんな強みがあります」
「お客様に、これを提供できます」

と、迷わず言える会社はどれくらいあるのでしょう。

中小企業庁が中小企業の「コア技術の強み」について調査したところ、そのレベルまで認識していた企業は3割程度。

一方で、「強みはない」「わからない」「コア技術がない」とした企業は約7割でした。

中小企業庁は、この結果から、自社の強みを客観的に把握し、言語化できている中小企業は多くないとしています。

もちろん、これはすべての業種・企業にそのまま当てはめられる数字ではありません。

それでも、「自分たちのことだから、自分たちが一番よく分かっている」とは限らないということは、私自身、制作の現場でもよく感じます。

価値に気づいていない会社は多い

毎日仕事をしていると、自分たちがやっていることが当たり前になっていきます。

長年培ってきた技術も、
お客様に喜ばれている対応も、
社員にとっては普通になっている仕事も、

自分たちでは、その価値に気づいていないことがあります。

ホームページ、採用ホームページ、会社案内、採用パンフレットなどを制作するためには、それらを一つずつ取り出して、

「何をしている会社なのか」
「なぜ、この仕事をしているのか」
「誰に、何を届けたいのか」
「他社とは何が違うのか」

を考えていかなければなりません。

そして、話を聞いていく中で、

「それって、他社ではなかなかできないことですよね」
「お客様は、そこを評価しているのではないですか」
「それは御社の強みと言っていいのではないでしょうか」

ということが見つかることがあります。

制作することは、自分たちを知ることでもある

制作物をつくることは、外に向かって会社を説明する作業であると同時に、内側に向かって、自分たち自身を知る作業でもあります。

きれいなホームページをつくる。
格好いい会社案内をつくる。

それだけではないと思うんです。

「うちは、こんなことができる会社だったんだ」

と、経営者や社員自身が自分たちの価値に気づく。

そのことで、仕事への見方が少し変わったり、自信を持ってお客様に説明できるようになったり、新しい事業のヒントが見つかったりすることもあります。

私は、そこにも制作の大きな価値があると思っています。

強みを知っている会社は、売上も伸びている?

ちなみに、2017年版の小規模企業白書では、自社の強みを把握している事業者ほど、売上高も増加傾向にあるという結果が出ています。

売上高が増加している事業者のうち、「自社の強みを把握している」と答えた割合は、

法人で 94.8%、
個人事業者で 90.5%。

もちろん、「強みを把握すれば売上が上がる」と単純に言えるものではありません。

ただ、自分たちが何を持っていて、何を提供できるのかを知ることが、事業を考えるうえで大切であることは、この数字からも感じられます。

まとめ

私は、「ホームページをつくれば自信が持てます」と言いたいわけではありません。

制作を始める前には、

「うちには、特別なものなんてありません」
「他社とそんなに変わりません」
「何を書けばいいのかわかりません」

という会社もあります。

でも、話を聞き、一つずつ整理していくと、ちゃんとその会社らしいものが出てくる。

今まで当たり前だと思っていたことが、実は強みだったと気づくこともあります。

そして、その小さな発見が、

「じゃあ、これをもっと伸ばしてみよう」
「こんなこともできるかもしれない」

と、次の事業や次の行動につながることがあります。

ホームページや会社案内は、会社の価値を外へ伝えるためのものです。

でも同時に、自分たち自身が、自分たちの価値を知るためのものでもある。

私は、そんな制作をしたいと思っています。

Miura
Director / Editor / Writer

誰が誰に何をしたいかを前提に

感じ、考え、作る

Web制作や編集、SEOなど、「伝える」ために必要なことを、企画から制作まで行っています。

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